• 2026年1月25日

月経(生理)痛・月経前症候群の治療

月経(生理)痛・月経前症候群は症状による日常生活への影響は人それぞれです。

気にならない方はそのままに、症状によって日常生活にお困りの方は我慢なさらず産婦人科にご相談ください。治療法のいくつかをご紹介します。

①漢方薬や鎮痛剤

当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸、加味帰脾湯、桃核承気湯、温経湯など月経(生理)痛や月経前症候群を和らげる漢方があります。体型、体格、症状に合わせてお体に合う漢方を探します。鎮痛剤はアセトアミノフェンやNSAIDSがあります、どちらも早めに内服することで痛みを軽減できます。

②低用量ピル

マスコミでもよく取り上げられる低用量ピルのご紹介です。卵胞ホルモン(おおまかに二種類)・黄体ホルモン(数種類)の配合剤を内服することで自身の女性ホルモンをお休みすることができます。ホルモンの波を落ち着かせることで症状を和らげることが期待されます。副作用では不正出血、吐き気、胸の張りに加え血栓症があります。エコノミークラス症候群に近いとされますから、水分をしっかり摂ったり、足のストレッチをすることで副作用を回避できます。内服ルールやメリット・デメリットについてしっかり説明しますのでお気軽にご相談ください。

③プロゲスチン製剤

最近注目されている治療薬です。低用量ピルと異なり、卵胞ホルモンを含みませんので血栓症リスクが限りなく低い(ほぼない)です。中学生までは低用量ピルによる骨密度への影響はしばしば懸念されますが、プロゲスチン製剤は気にせず使用できます。1日2回の内服で休薬期間がありませんが、副作用で不正出血はしばしば確認されます。薬と体がうまく合うと、患者さんによっては月経が消失します。出血しないのですから月経痛は消失します、月経前症候群もなく日々平穏に過ごすことが期待されます。

④GnRHアンタゴニスト

出血のコントロールがうまくいかないときに一時的に使用し出血を抑えることができます。長期使用で骨密度への影響も報告があるため使い方を工夫します。

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